
「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本―仕事・人間関係のクヨクヨを晴らす考え方
斎藤茂太
ゴマブックス株式会社 / 2015-10-24
この本について
「また先延ばししてしまった」「相手の機嫌を読むことに疲れる」「自分の判断に自信が持てない」。日々こういう小さなモヤモヤを抱えながらも、なんとなく流されるように仕事をこなしてしまうこと、僕自身よくあります。丁寧にやろうとするほど、余計に動けなくなってしまうあの感じです。 この本がよかったのは、精神論ではなく、行動の順番や考え方の“ほぐし方”を具体的に示してくれるところでした。たとえば、デッドラインの二、三日前を自分の締切にしておく話や、苦手な相手との交渉をあえて最初に済ませる段取りの考え方は、そのまま明日から試せる実務レベルのヒントでした。相手の気持ちを想像しすぎて動けなくなる癖も、「わからないなら聞く」という当たり前を思い出させてくれます。さらに、自分を嫌いだと感じてしまうループについても、行動が止まるメカニズムとして丁寧に扱ってくれていて、読んでいて妙に肩の力が抜けました。 完璧な人になるための本ではなく、「考えすぎて動けない日」が続いているときに、視点を少しだけ戻してくれる一冊です。自分のペースで進みたいのに、つい周囲に合わせてしまう人には特に刺さると思います。
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