
仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣
藤井 美保代
明日香出版社 / 2018-04-09
この本について
仕事の量が増えると、どこから手をつけていいのか分からなくなったり、気づけば同じミスを繰り返して落ち込んだりしませんか。僕も「ちゃんとやってるつもりなのに漏れる」「忙しいと判断が荒れる」という状態にけっこう悩んできました。 この本は、根性論ではなく、現実的に“仕組みでミスを減らす”ための視点が多くて、読んでいて肩の力が抜けました。たとえば、書類を「未処理」「進行中」「処理済」に分けるだけで、頭の中に散らばっていたタスクが一気に静まります。先送りを責めるのではなく、起床後4時間の脳が動きやすい時間に小さく着手していくやり方も、実際にやると意外なくらい気持ちが軽くなります。そして、思い込みで突っ走りがちな場面こそ、「はきもの」で背景や目的を丁寧に確認するだけで、手戻りが減るのを実感しました。 個人的には、「ミスしない人ほど、走り続けるのは不可能と知っている」という一文がしっくりきました。自分をご機嫌にする小さな仕掛けを日常に置いておくことが、結果的に丁寧な判断につながるという視点は、働き方を見直すきっかけになるはずです。 仕事の混乱を“自分の能力不足”と捉えてしまいがちな人にこそ静かに刺さる一冊です。自分だけで抱え込まず、仕組みと視点を少し整えるだけで、ミスのループから抜けられる感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの52%が集中しています。
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