コールド・リーディング[第二版]【電子書籍版】

コールド・リーディング[第二版]【電子書籍版】

イアン・ローランド、福岡洋一

累計読者数3
平均ハイライト数 35.3件/人
star総合評価 76/100
start序盤集中型

この本について

人と話していて、「なんでこんなに相手の思うツボにハマった感じがするんだろう」とか、逆に「自分の伝えたいことがうまく伝わらない」とか、そんなモヤモヤってありませんか。相手の反応にこちらが勝手に合わせてしまったり、思い込みで会話が進んでしまったり。自分でも気づかないうちに、情報の引き出し合いみたいなことが起きているんですよね。 この本は、いわゆる“人を操るテクニック”というより、そういう会話の裏側で働く仕組みを地に足のついた形で教えてくれます。たとえば「曖昧な事実」がどれほど解釈の余地を広げるのかとか、「プッシュ・ステートメント」がなぜ相手に“意味づけの責任”を渡してしまうのかとか、普段の会話でもつい自分がやってしまっているポイントが具体的に説明されていて、読んでいるとちょっと背筋が伸びます。あと、統計や生活の経験則をどう拾えば“もっともらしさ”が生まれるのかの話が、驚くほど実用的でした。 個人的には、相手が勝手に補ってくれる余白のつくり方を知ることで、逆に自分がどこで流されやすいのかも見えるようになって、コミュニケーションの疲れ方が少し変わりました。誰かを見抜きたい人というより、「自分が何に反応しやすいのか」を把握したい人に刺さる一冊だと思います。

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