
怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ
森合正範
講談社 / 2023-10-26
この本について
仕事でも人間関係でも、「自分はちゃんとやれているのか」「そもそも何が凄いのか判断できていないのでは」と不安になることってありますよね。私もよくあります。周りは軽々こなしているように見えるのに、自分だけ裏側が分かっていない感じがして落ち込むこともあります。 『怪物に出会った日』は、そんなモヤモヤに対して、無理に気合いを入れるタイプの本ではありません。むしろ、世界的なトップボクサーたちでさえ、相手を見くびらないことや、地味でつまらない基本を積み重ねることに悩み続けている――そのリアルさが静かに刺さります。勝者と敗者がどう相手を敬い、どう自分の弱さと折り合いをつけていくのか。リングの上の物語なのに、働く自分の姿と重なってしまう瞬間が多いんです。特に、敗者が勝者に夢を託し、勝者はその人生を背負って闘うという視点は、成果だけで人を測れない場面の多い日常にそのまま持ち込めます。 結局のところ、強さは派手さではなく、規律や準備に向き合い続ける地味な姿勢から生まれる。相手への敬意も、自分に克つという姿勢も、どれも“完璧な人だけができること”ではなく、悩みながら積むしかないものなんだと腑に落ちます。こういう地に足のついた言葉に触れると、張りつめていた肩が少しだけ下りる感じがするはずです。 派手な成功談より、人の本性がにじむ瞬間のほうに心が動く人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




