
中国古典の名著50冊が1冊でざっと学べる
寺師貴憲
KADOKAWA / 2023-11-10
この本について
仕事でも人間関係でも、ちょっと理不尽だなと思う場面ってありますよね。真面目にやっている人ほど損をするように見えて、ふと「これでいいのか…」と迷う。僕もずっと同じことで悩んでいて、この本に出会ったときにようやく視点が少し落ち着きました。 中国古典というと堅苦しいイメージがありますが、本書は「いまの生活にそのまま持ち込める考え方」が意外なほど多いです。たとえば、呂新吾の“まず落ち着け”という姿勢は、判断がぶれがちなときに効きますし、荀子の“人は教育で変わる”という視点は、誰かに振り回されたときの受け止め方を柔らかくしてくれます。老子の“負けるが勝ち”の哲学に触れると、力で押し切らない生き方の選択肢がちゃんとあるんだと実感できます。 全体として、この本は「君子とはこうあるべきだ」と押しつけてくるものではなく、古典の言葉を通して、自分のクセや考え方を少しずつ整える道具をくれる感じです。忙しい人でも一つの章を読めば何かしら持ち帰れるので、実用書のように読めます。 周りの空気に疲れやすい人、真面目で損をしている気がする人には特に刺さると思います。古典に興味がなくても、自分の立ち位置を整えたいときの一冊としてとても扱いやすいです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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