
「指示通り」ができない人たち (日経プレミアシリーズ)
榎本博明
日経BP / 2024-03-12
この本について
仕事で「指示は聞いたはずなのに、なぜか抜ける」「人に説明すると途中で迷子になる」「相手の言っている理屈が急にわからなくなる」。こういうモヤモヤって、自分の根性とか注意力の問題だと思いがちですが、読んでみると、もっと静かで地味な“思考のクセ”が背景にあることが多いんだなと感じました。 この本が面白いのは、「できていない人」を責めるのではなく、脳の処理やメタ認知の弱さをどう補うか、すごく具体的に書いてくれているところです。例えば、複数の指示を同時に処理できないなら紙に書いて渡すとか、メモする習慣を一緒につくるとか、文章を矢印でつないで流れを可視化するとか。どれも現場でそのまま使える工夫ばかりで、自分自身の仕事の詰まりにも当てはまってドキッとしました。自分のやり方が間違っているかもしれないときに、つい「否定された」と受け取ってしまう場面も、メタ認知が弱っているサインだと説明されると、ちょっと気持ちが楽になります。 特に刺さったのは、読書や言語化の練習が、他者の視点を取り込む力まで伸ばすという話です。仕事のつまずきとコミュニケーションのすれ違いが、実は同じ根っこでつながっていると気づけるのは大きかったです。 自分や後輩の「なぜかうまくいかない」の理由をもう少し丁寧に見たい人に向いている本だと思います。焦らず、地道にやり方を見直したいときにちょうどいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









