
美しい表情は人生を変える
Jo Moriyama
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2024-03-29
この本について
人と話していて「ちゃんと伝わってる気がしない」とか、写真を撮られるたびに自分だけぎこちなくて落ち込むこと、けっこうありませんか。僕もコミュニケーションそのものより、自分の表情が信用できなくて疲れてしまうことがよくあります。 この本が面白いのは、表情を“性格”ではなく“技術”として扱っているところです。たとえば、伝えたいときは必ず相手の目を見るとか、空間を移動するときに気持ちもいったんリセットして眉間や口元をゆるめるとか、やることがすごく具体的なんですよね。写真が苦手な人ほど頑張りすぎるけれど、「美しく写ろう」より「楽しそうに写る」が大事という指摘も、妙に納得感があります。しかも、シャッター直前の深い吸気のように、ちょっとした工夫で表情がほどけるのも実感としてわかりやすい。 結局のところ、自然体に見える“真顔”を自分で作れるようになると、人と向き合う場面が少し楽になるんだろうな、と読んでいて思いました。無理に盛るより、健康的でリラックスした状態を保つほうが結果的に魅力として伝わる。自分をよく見せたい気持ちをいったん手放すと、逆に伝わり方が変わるというのは目から鱗でした。 「人と接するときだけ妙に硬くなる」「写真に映る自分が嫌い」という人には、かなりしっくりくると思います。
読書インサイト
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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