
考え方ひとつで明日はもっとうまくいく
内藤 誼人
明日香出版社 / 2024-05-14
この本について
気分が落ち込んだときって、「どうにかしなきゃ」と焦るほど空回りしていくこと、多くないでしょうか。自分もそうで、つい完璧に対処しようとして余計に疲れる…みたいな日がよくあります。でも、この本を読んでから、肩の力を抜くための“現実的な逃げ道”みたいなものをいくつか持てるようになりました。 たとえば、期待値をあえて低くしておく「防衛的悲観」って、ネガティブ思考とは少し違っていて、心がこれ以上削れないようにクッションを置く感覚に近いんですよね。うまくいかなかった日でも自分を責めすぎずに済むし、逆にいい方向に転がったときは素直に喜べる。あるいは、問題が起きる前に「こうなったらこう動こう」と考えておくことの大切さも、実験結果と一緒に語られていて、妙に腑に落ちました。 さらに、自分を一つの軸にまとめすぎない「多面的自己」という考え方も個人的には大きな支えになりました。仕事で落ち込んでも、趣味の自分や家庭の自分が別に存在していれば、全部が折れてしまうことはない。この視点をもらえただけでも、気持ちの持ち方がかなり楽になった気がします。 誰かに強く背中を押されたいというより、「ちょっと疲れた心をいい方向にずらすコツが知りたい」という人に静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
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