
結果を出すチームのリーダーがやっていること NECで学んだ高効率プロジェクトマネジメント
五十嵐 剛
すばる舎 / 2024-05
この本について
リーダーをやっていると、つい「自分が動いたほうが早いし確実だよな…」と手を出しすぎてしまうことがありますよね。メンバーに任せたい気持ちはあるのに、任せたら任せたで不安になったり、逆に仕事を抱え込んでしまったり。僕もずっとそのループで悩んでいました。 この本は、そういう“現場でつまずきがちなポイント”にかなり具体的に踏み込んでくれます。たとえば、7人中1人をあえて余らせておくという発想は、頭ではわかっていても実践できていなかった部分でした。突発対応や仕様変更への備えって、実際のプロジェクトだと必ず必要になるんですよね。また、メンバーに仕事を任せるときの「権限の明確化」や、指示直後に復唱してもらうという運用は、読んだその日から取り入れやすくて、チームのズレを減らすのにかなり効きました。 読んでいて感じたのは、「リーダーは全部できる必要はなくて、むしろ不足があるほうがチームが動きやすい」という視点の軽さです。上司が弱みを見せると、メンバーのほうが前向きになるという指摘は、現場の空気に近くて腑に落ちました。結局のところ、メンバーが「自分で決めて動ける状態」をどうつくるか。そのための型が、過度に美化されず、現実的な粒度で書かれています。 「任せたいのに任せきれない」「気づけば自分が一番忙しい」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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