
無双の仕事術
鹿毛康司
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-07-26
この本について
仕事でアイデアを出すたびに、「これで本当にいいのか」「上司にどう伝えれば通るのか」とモヤモヤすることが僕にもよくあります。直感で作った企画をそのまま押し出す勇気もないし、かといって他の案を考える余裕もない。そんなときに読んで、考え方が少しラクになったのが『無双の仕事術』でした。 この本で救われたのは、まず「A案に固執しないで、同じ労力でBとCも作る」という発想です。最初はめんどうに思うんですが、複数案を並べると、自分の思考のクセや足りていない視点が自然と浮かび上がってくるんですよね。もうひとつ大きかったのは、「上司に説明するのはプロセスではなく結果」という割り切りです。どう作ったかではなく、実行すると何が起きるのか。ここを先に示すだけで、企画の通り方が全然変わるのを実感しました。そして何より、著者が繰り返し言う「お客様を具体的に思い浮かべること」。ターゲットという言葉で思考停止せず、生身の誰かになりきる。ここが腹落ちすると、企画の軸がブレにくくなります。 派手なノウハウというより、日々の仕事で迷っている人に寄り添う本だと思います。特に「なんとなく頑張っているけど、企画が通らない理由が自分でも説明できない」という人に刺さるはずです。仕事の行き詰まりを少しでもほどきたいときに、机の上に置いておくと心強い一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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