
「心」が分かるとモノが売れる
鹿毛康司
日経BP / 2021-05-21
この本について
仕事で企画を考えるとき、「お客様の気持ちが分かったつもりになってるだけでは…?」と不安になることが多いです。調査をしても手応えが薄かったり、意見を聞いたはずなのに判断がぶれる。結局、相手の“心”がつかめていない感覚だけが残ってしまうんですよね。 この本は、そのモヤモヤに地に足のついた光を当ててくれました。印象的だったのは、まず自分の心の動きを丁寧に観察するところから始めるという姿勢です。アンケートの質問に自分で答えてみて、「素直に答えたくない」「少し格好つけたい」といった揺れを拾う。こうした“自分の心のパンツ”に向き合う練習が、他人の心を読む力につながるという話は、実践してみると想像以上に効きました。 さらに、インサイトはお客様が語ってくれるものではなく、断片的な言葉の裏にある心を、自分の心を使って読み取るものだという指摘も刺さりました。調査で違和感を覚えた瞬間こそチャンス、という視点も、現場で何度も思い出します。 「数字も調査も大事だけど、結局“心”が見えないまま進んでしまう」と感じている人に特に向いている本です。自分の心を入り口にしながら、お客様の心に近づくための現実的な方法が、丁寧に書かれています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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