
伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい
山本 隆行
東洋経済新報社
この本について
株を触っていると、「何を手がかりにすればいいのか」がいつまでも霧の中なんですよね。決算を読んでもピンとこないし、出来高やチャートも気にした方がいいと言われるけど、結局どこから見ればいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく感じ、僕もずっとありました。 この本は、そういう迷いを“広げる”のではなく、むしろ“減らしてくれる”タイプです。たとえば、進捗率が過去平均よりどれだけ上振れているかで上方修正の兆しを読む話や、営業CFと純利益を並べて利益の質をざっくり見抜く方法。さらに、記者が苦し紛れに書く表現や、矢印マークで分かる前号比の変化など、数字の裏側にある“温度”まで拾える視点が意外と実務的なんです。読みながら、自分でもすぐ試せる行動に変換できる感じがありました。 個人的に刺さったのは、四季報を全部読む必要はなくて、読む順番と拾うポイントを決めておけば十分だという姿勢です。投資の世界って「全部把握しろ」という圧が強いけれど、実はちゃんと効くツボだけ押さえればいい。本書はその“ツボの並び方”を、雑談に近い温度で教えてくれる本でした。 四季報を買っては積んでしまう人、情報量の多さに振り回されている人に、静かに効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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