「モノ言う株主」の株式市場原論 (中公新書ラクレ)

「モノ言う株主」の株式市場原論 (中公新書ラクレ)

丸木強

累計読者数7
平均ハイライト数 9.3件/人
star総合評価 44/100
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この本について

上場企業のニュースを見ていて、「結局、何が正しい判断なのか」がわからなくなることがあります。買収防衛策やPBR改善要請、天下り問題…。どれも耳には入るけれど、自分の中で整理しきれずにモヤモヤが残る。僕自身もずっとその感覚を抱えていました。 この本は、そのモヤモヤの正体を静かにほどいてくれました。たとえば、買収防衛策がなぜ揉めるのかを、抽象論ではなく実際の企業事例を通して説明してくれるので、ニュースの裏で何が動いているのかが腑に落ちます。さらに、経営者と株主の関係を「ファンドマネージャーと投資家」にたとえる視点はシンプルだけど強力で、内部留保やROEといった言葉が急に生活圏に引き寄せられる感覚がありました。また、株主提案が形骸化してしまう理由を、会議録レベルの実話で示してくれるのも、この本ならではです。制度を知るというより、人の意思決定がどう歪むのかを見せられるような読書体験でした。 投資に詳しい人よりも、むしろ「上場企業の動きがよくわからないまま流してきたけど、本当は一度ちゃんと理解したい」という人に刺さる本だと思います。読み終えると、市場のニュースをただの遠い話として眺めなくなるはずです。

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出版社による紹介

「社長をおやめになっては」とモノ言う国内アクティビストの代表格が、市場と経営の本質を喝破。
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