
資本主義の中心で、資本主義を変える (NewsPicksパブリッシング)
清水大吾
ニューズピックス / 2023-09-04
この本について
仕事の判断で迷ったとき、「これって本当に正しいのか」と、自分でもうまく言葉にできない違和感が残ることってありますよね。短期の数字に振り回される感じとか、会社との関係がどこまで対等でいられるのかとか、どれも日常的だけどなかなか整理しづらいところです。僕もそこにずっとモヤモヤを抱えてきました。 この本が面白いのは、資本主義とか上場制度といった“大きな話”を扱っているようでいて、実はその裏にある「時間軸の扱い方」「会社との向き合い方」「他者との誠実な関係の作り方」みたいな、僕らの足元に直結する視点をくれるところです。たとえば、アワビの話に出てくる固有の時間軸は、仕事の進め方にもそのまま応用できるし、会社の看板を使うことを対等な協働として捉える姿勢は、自分のキャリア観を見直すきっかけになるはずです。また、政策保有株式や税率競争の話を追うと、日々のビジネス判断がどれだけ“構造”に左右されているかが見えてきて、自分がどこで踏ん張るべきかの勘どころもつかみやすくなります。 全体として、資本主義を批判するわけでも礼賛するわけでもなく、「どう使うか」の視点を取り戻させてくれる本です。仕組みの裏側を理解しながら、自分の役割をもう一度定義し直したい人に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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