
番狂わせの起業法
金谷 元気 and akippa
かんき出版 / 2024-07-31
この本について
事業を進めていると、「戦略はあるはずなのに、なぜか現場が動かない」「やることが多すぎて、どれに集中すればいいのか分からない」というモヤモヤに何度もぶつかります。自分も同じで、計画を立てたあとに実行のギャップでつまずくことが多いんですが、この本はそのズレをどう埋めるかをかなり現実的に教えてくれました。 読んで腹に落ちたのは、意識や行動が変わるには時間がかかるという前提を置いたうえで、サイクルタイムを短くして小さな勝ちを積み上げる姿勢です。勢いが生まれると、人も組織も少しずつ前向きに回り始める。机上の戦略より、日常の動きに落とし込む仕組みがあるかどうかが本当に効くんだと感じました。 もう一つは、成長ドライバーを一つに絞る重要性です。セールス、広告、SEO、バイラルと選択肢は多いのに、初期ほど「全部やったのに全部中途半端」になりがちで、自社プロダクトに適した一本を決めることの重さが、事例ベースで腑に落ちます。さらに、会社のクセに合わせない戦略は動きにくいという話も、現場での違和感とつながりました。 スタートアップや新規事業で「なぜか前に進まない理由」を言語化したい人に、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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