
達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版
ミック
翔泳社 / 2024-08-28
この本について
DB設計って、実務に入るほど「これでいいのか…?」と不安になる瞬間が多いですよね。バックアップやレプリケーションの話になると、言葉は知っていても、仕組みとして腹落ちしないまま触ってしまうこともあります。正規化も、教科書では理解できても、実際のテーブル設計になると途端に自信がなくなる。僕自身ずっとそうでした。 この本は、そういう“実務のつまずきどころ”を丁寧にほどいてくれました。たとえば、リストアとリカバリとロールフォワードの違いが、「バックアップを戻す」「ログを適用する」という具体的な手順として整理され、レプリケーションも物理と論理の違いが運用の制約とセットで見えてきます。正規化も、部分関数従属や更新コストの話が具体的なテーブル例で示され、抽象論ではなく「だからこの形にするのか」と腑に落ちる構成になっています。 特に、論理設計と物理設計のバランスで迷っている人には、かなり現実的な視点をくれる一冊だと思います。理想形に寄せすぎると現場が回らず、物理前提に寄せすぎると不整合が生まれる。その間の落としどころを、自分で判断できるようになる感覚がありました。 実務の中でDBの扱いに不安が残っている人、あるいは「なんとなく理解して使っている状態」から抜け出したい人に特に刺さると思います。
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