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「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには (角川新書)
出口 治明
KADOKAWA / 202005
この本について
仕事でも後輩指導でも、「ちゃんと向き合いたいのに、結局その場しのぎになるな…」みたいなモヤモヤってありませんか。私もそうで、特に1on1や育成の話になると、結局“何を見ればいいのか”が曖昧なまま終わってしまうことが多かったんです。 この本がよかったのは、精神論ではなく、現場で迷いがちなポイントをかなり具体的に示してくれるところでした。たとえば1on1なら、まず何を確認し、どんな評価軸を共有し、どれくらいの頻度で振り返るのか。公平性をどう担保するのか。読みながら「ああ、そういう順番で考えればよかったのか」と自分の抜けを認識できる感じがあります。 もう一つ刺さったのは、「自分の頭で考える力」をどう扱うかの部分。抽象的な話に聞こえますが、古典を読む理由や、議論を通して思考を鍛える意味など、行動レベルに落ちる説明が多いので、仕事の場でも「あ、これは考えが浅かったな」と立ち返りやすいんですよね。マニュアル更新の話も、忙しいとつい“欠員分を埋める”方向に走る自分へ、小さくブレーキをかけてくれました。 育成に正解を求めるより、まず“視点を揃える”ところから始めたい人に向いている一冊だと思います。自分もまだ迷いながらですけど、読み終わってから1on1の時間を以前よりちゃんと扱えるようになった気がします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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