
「確率思考」で市場を制する最強の投資術
エミン・ユルマズ and 木原 直哉
KADOKAWA / 2024-09-30
この本について
投資を続けていると、「この判断、ほんとに自分で考えてやれてるのかな」と不安になる瞬間が多いですよね。インフレとか、米国偏重とか、銘柄の癖とか…何を基準に動けばいいのかが自分の中で曖昧なままだと、結局“なんとなく”で売買してしまって、あとから後悔することが多いです。僕もずっとその繰り返しでした。 この本は、そういう迷いを一気に片づけてくれるタイプではないんですが、「どの視点が抜けていたのか」を思い出させてくれます。たとえば、金や不動産など“インフレで何が動くか”という話はすごく現実的だし、日本株か海外株かで極端な選択をしがちなときに、淡々と「バランス」の話が出てくるのも冷静さを取り戻させてくれます。さらに、銘柄の癖は保有しないとわからないとか、下落時に損切りではなく“買える金額で入る”という考え方は、実際の行動を変えやすい具体さがあります。 読んでいて思ったのは、この本は“投資で勝ち続けるテクニック”というより、“自分の土俵と判断軸をどう作るか”の本だということです。テーブルセレクションの話なんて、まさに自分がどのレベルで戦うのかを見直すきっかけになります。 極端な投資法に振れがちな人や、「理由が曖昧なまま株を持ってしまう」自覚がある人には、特に刺さると思います。僕自身、自分の投資ストーリーを言語化する大事さを改めて感じました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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