現場から社会を動かす政策入門――どのように政策はつくられるのか、どうすれば変わるのか

現場から社会を動かす政策入門――どのように政策はつくられるのか、どうすれば変わるのか

西川貴清

累計読者数4
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star総合評価 77/100
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この本について

政治に関心があっても、「結局どう動かせば変わるのか」が霧の中のまま…という感覚、けっこう根強いですよね。何か言いたいことがあっても、どのタイミングで誰に届ければいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく。僕自身、ずっとそのもやもやを放置してきたタイプでした。 この本は、そういう“手触りのなさ”をほどいてくれます。例えば、政策って一年のどの時期に固まるのか、官邸の関心があると組織がどれだけ動くのか、逆に関心が薄れた時に何が起こるのか。ふわっとした「政治が動く仕組み」ではなく、現場で本当に使われているスケジュール感や力学が丁寧に描かれていて、読みながら何度も「あ、ここを外すと届かないのか」と腑に落ちました。 特に刺さったのは、声を届けるルートが昔より細ってしまっている現実に触れながら、それでも中間組織やメディアを通じて動かす余地があると示してくれるところです。政治家や官僚を神格化するでもなく、彼らがどんな制約や優先順位で動いているのかを“現実的な温度”で理解できる。そうすると、自分が関わるとしたらどこから入るのかが初めて輪郭を持ち始めます。 自分の周りの課題を「ただの愚痴」で終わらせたくない人に、静かに効いてくる本です。

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