
THE WEALTH LADDER 富の階段: ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略
ニック・マジューリ and 児島 修
この本について
最近、お金のことを考えるときって、「もっと稼がなきゃ」より前に、そもそも日々をどう整えるかでつまずくことが多い気がします。たとえば、職場の人間関係でぐったりしたり、仕事の意味を見失ったり、収入は増えても豊かさが増えている感じがしなかったり。僕自身、このあたりのモヤモヤを整理できずに、ずっと同じところをぐるぐる回っていました。 この本が面白いのは、いわゆる“お金の本”に見えて、実際は「人生のどこから整えると、長期的に豊かさが積み上がるのか」をすごく現実的に示してくれるところです。たとえば、嫌な人間関係を断つだけで精神的な余裕が戻ることや、仕事を減らすよりも「意味を感じられる働き方」のほうが幸福度に直結する話。さらに、お金を“収入”ではなく“資産”を基準に使うと、焦りが減って選択肢が増える、といった視点の転換がそのまま日常の意思決定に効いてきます。 読みながら感じたのは、結局のところ「富=お金×その他の豊かさ」で、どれかが欠けると一気にゼロに近づくということ。だからこそ、仕事、人間関係、情報との付き合い方みたいな地味だけど避けられない部分に丁寧に光を当ててくれる本は貴重だなと思いました。 今の働き方やお金の使い方に違和感があるけど、派手な成功論にはついていけない人にほど、静かに刺さる本です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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