
一流の思考法: 頭のいい人の考え方45習慣 一流の流儀シリーズ (JS出版)
カルロ・クマ
宝島社 / 2021-05-12
この本について
失敗したときって、つい「自分の能力が足りないだけだ…」と落ち込んで、気づいたら同じ場所で立ち止まってしまうことありませんか。目の前の課題に振り回されて、短期と長期のどちらを優先すべきか分からなくなる日もあるし、考える時間すら取れずに一日が終わることもあると思います。僕もよくそうなります。 この本が刺さるのは、そんな“行き詰まり感”に対して、大げさな精神論ではなく、実際に日常へ持ち帰れる視点をくれるところです。たとえば失敗を「データ」として扱うという話。これを知ってから、プレゼンのミスや仕事での判断ミスを振り返るとき、「自分はダメだ」ではなく「じゃあ次はどうする?」と自然に切り替えやすくなりました。また、複数の視点を並べて比べるという考え方も、悩みを一方向から見て固まっていた頭をほぐしてくれます。さらに、あえて空白の時間を作るという提案も、忙しさで凝り固まった思考の息抜きとして効きます。 全体として、この本は「もう少しうまく考えたいけど、何から変えればいいかわからない」という人にぴったりです。読んで劇的に人生が変わる、という類ではなく、毎日の小さな選択を少しずつ良い方向へ寄せていくための道具がそろっている感じです。自分の思考を整えたい時期に手元にあると、ちょっとした迷いの出口が見えやすくなるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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