
自分の価値のつくりかた
安田雅彦
フォレスト出版 / 2024-11-21
この本について
仕事って、やりたいことと目の前のタスクの差に気持ちがついていかない瞬間がありますよね。相性が悪い人とのやり取りで疲れたり、上司の意図がわからず空回りしたり、目標の立て方すらよくわからなくなる。僕もそういう時期が長くて、「頑張ってるはずなのに報われてない気がするな…」とよく思っていました。 『自分の価値のつくりかた』は、そのモヤモヤを「どう働けば、自分の欲望や価値観と仕事が結びついていくのか」という視点で整理してくれる本です。抜粋にもありますが、面倒な仕事を“お品書きを増やす”と捉える発想や、上司との距離の詰め方を一段引いた位置から考える姿勢が、実践レベルで腑に落ちます。富士山の一合目の話のように、いまの状況を俯瞰して見直すだけで気持ちの負荷が減り、行動が変わることもあるんだなと感じました。 また、相性が悪いと感じる相手との関係も、実は自分の期待とのズレが生んでいることが多いという指摘は、日々の人間関係の見え方をやさしく変えてくれます。無理に自責に寄せるのではなく、原因を丁寧に見に行く姿勢が結果として自分の価値をつくる、というのはこの本の一貫したメッセージです。 仕事に「このままでいいのかな」と静かに悩んでいる人ほど、じわっと効く本だと思います。
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