
WORK 価値ある人材こそ生き残る
moto(戸塚 俊介)
日経BP / 2022-01-07
この本について
最近、「今の仕事、このままでいいのか」とか「転職を考えるわりに、何を基準に動けばいいのかわからない」とか、そんなモヤモヤを抱えたまま働いている人とよく話します。僕自身も似たような状態を何度も経験していて、焦るわりに行動が空回りするあの感じ、ほんとうによく分かります。 『WORK 価値ある人材こそ生き残る』は、そのモヤモヤをごまかさずに直視するための視点をくれる本でした。たとえば、今いる会社を軸に考えるのではなく「自分が市場にどう評価されるか」を基準にキャリアを見る視点。あるいは、成果そのものより「どうやって達成したか」という行動の濃さを見つめ直す視点。さらに、目の前の人ではなく“本来のユーザー”に価値を届けるという、つい忘れがちな原点に立ち返らせてくれる点も大きかったです。どれも派手さはないけれど、日曜の夜にふと不安が押し寄せるあの時間に効くタイプの言葉です。 転職を煽るわけでも、会社を辞めろと言うわけでもなく、「自分の価値を自分でつくる」という地に足のついたスタンスが徹底していて、読みながら何度も姿勢を正されました。とはいえ万能薬ではなく、あくまで“自分で状況を動かしたい人”にとって効く本だと思います。 特に、今の仕事に違和感はあるけれど「辞めるかどうか」ではなく「どう価値を積むか」で悩んでいる人には、刺さるところが多いはずです。
読書インサイト
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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