
AIが答えを出せない 問いの設定力
鳥潟幸志
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-04-02
この本について
仕事で判断を求められる場面ほど、「これでいいのか?」というモヤモヤが残ることがあります。情報は溢れているのに、自分が本当に考えるべき問いが見えてこない感じです。僕自身、AIに聞けば答えは返ってくるのに、肝心なところほど決めきれないことが続いていました。 この本が効いたのは、正解を教えてくれるからではなく、「そもそも何を問うべきか」の軸を取り戻せたことでした。AIが得意なのは選択肢の提示までで、自分の意思が関わる部分は結局、自分で問わないと前に進めない。その当たり前を、マンデラの例や日常レベルの場面を通して思い出させてくれます。また、頭・心・腹で決めるという3つの作法や、多面的・長期的・根源的に情報を見る姿勢が、迷いをそのまま放置せず、少しずつ形にしていくための支えになりました。 AI時代だからこそ、人にしか設定できない問いがある。そう言い切られると身構えてしまいますが、読んでみると「まず理想を言葉にする」「ギャップを見る」など、明日から使える地に足のついたプロセスばかりでした。 自分で考えるしかない場面が増えてきたな、と感じている人には特に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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