
ビジネスの限界はアートで超えろ!
増村岳史
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2018-10-19
この本について
仕事で「もっと発想を広げたいのに、結局ロジックに寄り切ってしまう」とか、「自分の中から湧いてくるものがよく分からない」とか、そんなモヤモヤを抱える人って多いと思います。僕もまさにそのタイプで、特に新しい企画を考えるときほど、自分の“衝動”みたいなものが弱い気がして落ち込むことがありました。 この本は、いわゆるビジネス書の“ひらめき術”とは少し違っていて、衝動と観察と論理のあいだにある距離を丁寧に埋めていく感じです。デッサンを「論理と感性をつなぐ基礎活動」と捉えるところはかなり腑に落ちましたし、アートを見ることが視野の調整になるという話も、日々の判断で凝り固まった頭をほぐす感覚に近いです。また、アートはゼロから価値を作り、デザインは課題から出発するという線引きが、自分の働き方を整理する上でちょうどいい位置づけになってくれました。 衝動が弱いと思っている人ほど、この本の「観察と言語化を通して自分の奥を掘り起こす」という姿勢がしっくりくるはずです。感性に自信がない人や、課題解決ばかりやってきて“自分なりの視点”が薄くなっている気がする人に特に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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