
没入読書
渡邊 康弘
この本について
「もっと深く読めたら仕事に効くのに」と思いつつ、気づけばスマホに逃げたり、積読だけが増えていく。僕もずっとそのタイプでした。読書の大事さは分かっているのに、どう“入る”かが分からないまま時間だけが過ぎていくんですよね。 『没入読書』は、読書量を増やせと言う本ではなく、どうやったら本の世界に入り込み、そこから専門性や視点を育てていけるかをかなり具体的に示してくれます。たとえば、フロー状態に入るための呼吸や環境づくりは、そのまま実践すると驚くほど集中の質が変わりますし、カフェと読書を結びつける“条件づけ”の話は、日常の中に自然と読書のスイッチを作る感覚に近いです。さらに、10冊単位で専門分野を広げていく読み方は、ただの速読ではなく「著者同士が会議しているイメージ」で理解が深まっていくのが面白いところでした。 本を神秘的に扱うわけではなく、気に入った一文から深める、多読するときの温度感を調整する、といった現実的な工夫が多いので、無理して修行のような読書をしなくていいのも安心ポイントです。 「読書は好きなのに、知識が点で終わってしまう人」には特に刺さる一冊だと思います。僕と同じように、読書を“積み上がる時間”にしたい人にはちょうどいい相棒になります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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