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イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人
英治出版 / 2010-11-24
この本について
仕事で何かに行き詰まったとき、「考えているつもりなのに前に進まない」「時間だけ溶けていく」みたいな感覚、けっこうありますよね。僕もよくこの罠に落ちていて、あとで振り返ると“悩んでいただけだったな……”と気づくことが多いです。 『イシューからはじめよ』が効いたのは、まさにこの“悩むだけで終わる時間”を見つけやすくしてくれたところでした。何より刺さったのは、「言葉にできないところこそ、まだイシューとして固まっていない」という指摘です。頭の中でモヤっとしている段階では、どれだけ作業してもブレる。だからまず、強引でも仮説をつくって言語化してみる。この小さな手間で、不要なタスクがごっそり消える感覚があります。 もう一つ実感したのは、「解の質を上げる前に、そもそも取り組むべき問題か?」を先に見極める重要さです。どれだけ丁寧に資料を作っても、そのテーマ自体の価値が低ければ、相手から見ればゼロ。これは身に覚えがありすぎて笑えませんでした。逆に、イシュー度の高い問いに集中できた日は、アウトプットの質が自然と上がっていくんですよね。量や根性ではどうにもならない理由が、すごく腑に落ちました。 仕事の手を動かす前の“最初の5分”をどう扱うかで、一日の成果が変わると感じている人には、とてもフィットする一冊だと思います。僕自身、いまでも迷うたびに、まず問いを言葉にしてみるところから始めています。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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