
一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本
越川慎司
日経BP / 2025-06-27
この本について
リーダーをやっていると、「全部自分で答えを出さなきゃいけない気がする」「メンバーの相談にうまく向き合えない」みたいな小さな不安が積み重なる瞬間、ありますよね。僕もまさにそのタイプで、正解のない状況の中でどう動けばいいのか迷うことが多いです。 この本は、そんな状態から一歩抜けるための“現実的な視点”がそろっています。たとえば、意見にすぐ結論で返さず「反応」と「決定」を分けるだけで場の空気が変わること。失敗をリーダーが先に共有すると、メンバーの自走力が自然と育つこと。あるいは、忙しい時こそ数秒の声かけが関係の悪化を防ぐこと。どれも明日から試せるレベルなのに、チームの動き方がけっこう変わるんですよね。 読んでいて感じたのは、「命令するリーダー」ではなく「一緒に考えるリーダー」へゆっくり移っていくための土台を、丁寧に並べてくれている本だということです。完璧じゃなくていいし、全部を教える必要もない。少し任せてみる、少し笑顔を意識してみる、少し深く話を聞く。その“少し”の積み重ねが実際には大きな差になるんだと気づかされました。 特に、リーダー歴が浅くて「正しさよりも迷いのほうが多い」という人には刺さると思います。僕自身、気負いすぎていた肩の力が少し抜けました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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