
その場で言語化できるメモ
佐野 雅代
サンマーク出版 / 2025-01-24
この本について
「言いたいことはあるのに、その場でうまく言えない」とか、「考えが頭の中で渋滞して、会議中に固まってしまう」とか。僕もずっとこのタイプで、足りないのは語彙力じゃなくて“整理できていない自分”なんだろうなと薄々感じていました。そんなときこの本を読んで、ようやく腑に落ちたんです。 一番の気づきは、言葉が出てこない原因の多くは情報不足ではなく、「事実」と「自分の気持ち」が混ざったままになっていること。著者のいう“一本線で分ける”という方法は、拍子抜けするくらいシンプルなのに、思考が自然にほどけていきます。左に事実、右に気持ちを書くだけで、自分でも気づいていなかった違和感や本音が浮かび上がってきて、会議の発言も日常の会話も少し楽になりました。 もう一つよかったのは、相手目線を取り戻す感覚です。自分の考えをまとめるだけじゃなくて、「誰に」「何のために」伝えるのかを意識するだけで、言葉の選び方が変わる。正解を当てにいくストラックアウトじゃなく、キャッチボールのようにやりとりすればいいとわかった瞬間、肩の力が抜けました。 その場で言語化するのに苦手意識がある人、または「頭の中にはあるのに形にならない」という感覚が続いている人には、とても相性がいい本だと思います。
読書インサイト
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