
こうやって頭のなかを言語化する。
荒木 俊哉
PHP研究所 / 2024-11-26
この本について
仕事でも日常でも、決めきれずに同じところをぐるぐる回ってしまうことがあって、「結局、今の自分は何を大事にしたいんだろう」と立ち止まる瞬間、けっこうありますよね。僕もそうで、考えているつもりなのに、いざ言葉にしようとするとスッと出てこない。あとから振り返ると、そもそも頭の中に“最新版の自分の意見”が用意されていなかったんだと思います。 『こうやって頭のなかを言語化する。』は、その停滞をゆっくりほどいてくれる本でした。ポイントは、自分と対話するんじゃなくて“自分の話を聞く”という姿勢を身につけること。できごと→感じたことの順で問いかけるだけでも、モヤモヤが少しずつ形になっていきますし、「これはなぜなんだろう」と自分に追加で問いを投げると、意外な価値観が出てくることもあります。さらに、出てきた結論を小さくても行動にまで落とし込む流れが紹介されていて、抽象のまま終わらないのがありがたいところです。 特に、普段から判断に迷いやすい人や、気づけば相手の意見に合わせてばかりの人にはしっくりくると思います。僕自身、ノートに思いついた言葉を選別せず書き出す方法を試してみたら、自分の軸っぽいものが少しずつ見えてきて、日々の選択が前よりラクになりました。大げさに変わるわけじゃないけれど、「あ、これが今の自分なんだな」と受け止められるようになる本です。
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