
頭の中がどんどん言葉になる 瞬間言語化トレーニング
荒木 俊哉
SBクリエイティブ / 2025-10-02
この本について
人と話していて、「言いたいことはあるのに形にならない」「結論がふわっとして自分でもよく分からなくなる」みたいな瞬間、けっこうありませんか。僕も仕事の場でうまく言葉にできず、あとから「あの時ちゃんと言えたらな…」とモヤモヤすることが多かったです。 この本は、そのモヤモヤの正体を“言語化の分解”という視点で扱ってくれます。思いつかない、まとまらない、伝わらない——それぞれの詰まり方がどこで起きているかを、抽象と具体のバランスから丁寧にほどいてくれる。結論を一度言ってから「たとえば…」で具体を添える流れは、実際に使うと会話がスッと前に進む感覚があります。また、「何を言うか」だけでなく「何を言わないか」にも触れていて、言葉の取捨選択がその人の品性につながるという指摘は、読んでいて妙に腹落ちしました。 悩みや不安を“受け入れる”のではなく、一度ことばにして“具体化する”。そのうえで共通点を探して“抽象化する”。この往復ができると、たしかに頭の中が整理されて、行動まで少し軽くなるんですよね。So What? と Why so? の問いかけも、考えすぎて迷子になりがちな人ほど効くと思います。 自分の考えをうまく扱えるようになりたい人、そして「伝える以前に、自分で自分をつかみたい」と感じている人に静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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