
ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略 (KS科学一般書)
赤川朗
講談社 / 2025-10-24
この本について
キャリアについて考えるとき、「このまま今の役割でいいんだろうか」とか、「転職しても結局また迷うんじゃないか」といった不安がふと湧いてきます。技術を磨けばいいのか、事業を理解すべきなのか、責任を取りにいくべきなのか。頭ではわかっていても、実際の行動に落とし込むのは難しいままですよね。 この本を読んで印象的だったのは、年収や肩書よりも先に、“現場でどう振る舞うか” が具体的に語られていることでした。例えば、給料が上がった人ほど「責任が先、給料は後」という動きをしていたり、技術よりも事業の収支やユーザーの心理を見て判断していたり。抽象論ではなく、日常の判断基準そのものが変わる感じがあります。また、マネージャーかスペシャリストかで迷いがちな人に対しても、まず目の前の仕事で“選ばれる存在”になってから考えればいいという視点が、肩の力を抜いてくれました。長期で積み上げることで巻き返せるという話も、焦りがちな人には救いになると思います。 転職や今後のキャリアに迷っていて、「結局、自分は何を積み上げればいいのか?」と立ち止まりがちな人に特に刺さる内容です。読んでみると、華やかなキャリアの裏側にある地に足のついた行動が見えてきて、自分のペースで進むための目安がつかめるはずです。
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