
できる人が大事にしている 複利で伸びる仕事術
宮脇啓輔
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2025-11-21
この本について
仕事をしていると、「成長したい」と思う一方で、何を基準に動けばいいのか迷う瞬間が多い気がします。面接での受け答えひとつ取っても、良かれと思って言ったことが「自分のことしか考えていない」と受け取られたり、努力しているのに成果や評価が追いつかない時期があったり。自分では前に進んでいるつもりなのに、どこか噛み合わない感覚にモヤっとするんですよね。 この本が面白いのは、「成長は目的じゃなくて結果」という前提から、仕事の向き合い方をかなり現実的に整理してくれるところです。たとえば、指示をそのまま受け取るのではなく「目的を自分で確認する」姿勢が信頼につながる話や、短期では非合理に思える努力が長期の伸びしろを作るという視点。さらに、「話の全体像が見えないとペース配分ができない」という会話術の話は、日々の業務そのものの負荷を下げてくれます。どれも派手ではないけれど、明日からの仕事の解像度が少しずつ上がる感覚があります。 個人的には、「やりたいことが2割で十分」という割り切りに救われました。隣の芝が青すぎる今の時代でも、見えないところの積み上げこそが複利になると捉えられるだけで、焦り方が変わります。 地味だけど確かな前進を積みたい人に、とくに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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