
明日いいことが起こる夜の習慣
中谷彰宏
PHP研究所 / 2007-08-01
この本について
夜になると、どうでもいい小さな後悔や、明日の心配みたいなものが頭に残ってしまうことってありますよね。やらなくちゃと思いながら放っていたこととか、誰かの何気ない一言が刺さったまま抜けないとか。僕自身も、寝る前になると妙に気持ちがざわつく日がよくあります。 この本は、そういう「夜のモヤモヤ」を力技で消すんじゃなくて、視点をちょっとだけ動かしてあげる感じの一冊でした。たとえば、耳が痛い言葉をもらった日は落ち込みがちですが、それを「神様のサインかもしれない」と受け止め直すだけで、翌朝の気持ちが軽くなることがあります。あるいは、迷い続けて脳が疲れていたときに、「決めてしまえば負荷は減る」という当たり前なのに忘れがちなことを思い出させてくれたりします。寝る前の3分をどう使うかという話も、実際にやってみると驚くほど眠りの質に影響がありました。 個人的に効いたのは、「今日はこう変えた」と小さく振り返る習慣です。大げさな目標を掲げなくても、ほんの少し進んだという感覚があるだけで、自分への苛立ちが減っていくんですよね。ほめられたことを思い出す話も、意外と侮れません。短所をどうにかするより、長所を思い出すほうが先に気持ちが整う日があるので。 日々の疲れが夜に出やすい人、寝る前の思考をうまく扱えずに翌日に持ち越してしまう人には、けっこうしみる本だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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