
片づけられる人は、うまくいく。 人生を変える「捨てる」習慣65
中谷彰宏
学研プラス / 2014-12-09
この本について
片づけって、やらなきゃと思いながら先延ばしにして、「どこから手をつけたらいいんだろう…」と気づけばモヤモヤだけ増えていくこと、けっこうありますよね。片づけ本を読んでも実践につながらなかったり、「捨てるのが正義」と言われると逆に疲れてしまったり。僕も同じで、部屋を整えたいというより、“自分の軸を整えたい”みたいな気持ちのほうが強かったりします。 この本が面白いのは、片づけのテクニックよりも、「モノとの距離感がそのまま自分との距離感になる」という視点をくれるところです。たとえば“8割捨てて2割収納”みたいな極端なルールではなく、使っていないモノを「自分が何に不安を抱えているのか」を知る材料にしていく感じです。買っただけで満足してしまう癖や、捨てられない理由が自己肯定感につながっていると気づくと、少しずつ行動が変わっていきます。小さな範囲で回数を増やす、とか、ベスト100を随時入れ替える、といった“現実的に続けられる工夫”が多いのも救われました。 部屋を整えるというより、“今の自分を見直すきっかけがほしい人”に向いている本です。片づけそのものより、心の詰まりをほぐしたいときに読むと効きます。
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