
孤独が人生を豊かにする
中谷彰宏
あさ出版 / 2017-05
この本について
最近、誰かと常につながっていないと不安になる時があります。予定がぽっかり空いた瞬間に「この時間をどう扱えばいいんだろう」と落ち着かなくなるあの感じです。人と群れれば紛れるけれど、結局また同じ不安が戻ってきてしまう。そんな揺れを抱えている時に、この本を開くと少し呼吸が整います。 中谷さんの言う「一流の孤独」は、ただ一人で耐える話ではなく、自分の足で外に出ていくニュアンスに近いんですよね。現地集合・現地解散でも気まずさがないとか、去る人を追いかけないとか、具体的な場面での振る舞いが描かれていて、自分のクセを見直すきっかけになります。また、孤独を避けるほど相手に依存しやすくなる、という指摘は、恋愛や仕事の悩みにそのままつながりやすいところだと思います。 読みながら「孤独=閉じこもり」という思い込みがほぐれていく感じがあって、むしろ外に目が向くようになるんですよね。自分の寂しさを埋めるためではなく、何かに没頭しているうちに自然と誰かと出会う、というスタンスも気持ちが軽い。誰かに関心を持たれなくてもいい、という距離感が持てると、日々のノイズに引っ張られにくくなります。 一人の時間が苦手だけど、そろそろ向き合わないとしんどいなと感じている人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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