
四つ話のクローバー
水野敬也
ミズノオフィス / 2011-04-22
この本について
やりたいことがあるのに続かないとか、頑張りたいのに気持ちがついてこないとか、そういうモヤモヤって大人になるほど増えませんか。僕も「意志が弱いだけなのかな…」と落ち込むことがよくあります。でも、実際は意志の問題じゃなくて、自分の中の願い方がチグハグなだけなんじゃないか、と気づかせてくれたのが『四つ話のクローバー』でした。 この本が面白いのは、「頑張れ」と言わないところです。むしろ、どうすれば自然に“頑張りたい”状態になるかを、具体的な例で示してくれる。たとえば「楽しい未来をちゃんと想像できれば、面倒な作業が“やりたいこと”に変わる」という話は、そのまま行動の質を変えてくれます。また、他人への共感を扱う場面では、きれいごとじゃなく「自分のためにやるからこそ続く」という現実的な視点があって、読んでいて変に構えません。そして、感謝についても精神論ではなく、「一日一回でいい」という日常に落とし込めるレベルで語られるので、無理なく取り入れられます。 自分の願望の育て方がわからない人や、「本心では望んでいない目標」に縛られてしんどいと感じている人には特に刺さると思います。僕自身、読みながら小さな行動の優先順位が少し整理されて、変に自分を責める時間が減りました。今の生活を劇的に変えたいというより、まずは気持ちの向きを整えたい…そんなときに手元にあると助かる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
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