
小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!
池上 彰
すばる舎 / 2009-07
この本について
子どもの読解力って、何をどう読ませれば育つのか…と悩む場面、多いですよね。うちも「本は読んでるけど、論理的な文章になると途端に詰まってしまう」ということがよくあります。単純に“読書量”を増やせば解決する話ではないと気づいてから、この本の内容がしっくりきました。 池上彰さんは、「小説で身につく力」と「説明文で身につく力」はまったく別物だと指摘します。そして、新聞は後者――論理を追う力を自然に鍛える場になる、と。難しい用語があっても文脈で意味を推測できるようになっていくし、情報が“新鮮”だから記憶に残りやすい。子どもにとっては、いちいち辞書を引くよりも、前後の流れから意味をつかむ経験そのものが大事なんだと腑に落ちました。 もうひとつ刺さったのは、新聞が“ノイズ”を含んでいるという話。興味の有無に関係なく、毎日いろんな分野の情報が飛び込んでくる。その雑多さに触れることで、自分でも思ってもいなかった関心が芽生えることがある。これはネットニュースの「興味があるものだけ出てくる」環境とはまったく違う視点でした。 「読解力ってどう伸ばしたらいいの?」と立ち止まっている人には、かなり示唆の多い一冊だと思います。自分の子どもだけでなく、大人の読み方にも効いてくる内容でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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