
知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本 (角川新書)
池上 彰
KADOKAWA / 2019-06-08
この本について
国際ニュースを見ても、背景がよく分からなくて「結局、今って何が起きてるの…?」とモヤモヤすることが多いです。自分の仕事や生活に直接関係あるわけじゃないのに、知らないまま流されている感じがして落ち着かない。でも、いざ調べようとすると専門用語だらけで心が折れる。この本を手に取ったときも、まさにそんな状態でした。 読んでみて驚いたのは、サウジの焦りやEU離脱の裏側、米中の関係が変わった理由など、断片的にしか知らなかった出来事が一本の線でつながっていく感覚です。特に、「石油が枯れる前に“売れなくなる”」という話や、若者の低投票率がEU離脱を左右した部分など、普段のニュースの裏にある“人間の判断や事情”が見えてくるのが大きかったです。表向きの政治ではなく、実際にどう動いているかを掴めると、ニュースを見るときの解像度が一気に変わります。 とはいえ、世界情勢に詳しくなること自体が目的ではなくて、「自分の判断軸を少し強くしてくれる」という距離感の本です。移民労働の話やAIをめぐる米中の競争など、日本にも静かに影響しているテーマが多く、知らないままでいる不安が少し減りました。 世界の動きを表面だけ追うのに疲れている人、そして「ちゃんと理解したいけど専門書はしんどい」という人には特に刺さると思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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