
ぶれない「自分の仕事観」をつくるキーワード80
村山 昇
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2009-05-11
この本について
仕事について考えるとき、「このままでいいのかな」とか「環境のせいにしてる気がする」とか、はっきり言語化できないモヤモヤが続くことがあります。特に30代に入ると、選択肢は増えているのに心は狭くなっていくような、不思議な感覚があります。僕自身もまさにその渦中にいて、焦りと迷いが同居する時期が長く続きました。 そんなとき、この本に出てくる“自分が変われば環境が変わるのか、それとも環境が変われば自分が変わるのか”という問いにすごく救われました。正しい答えを探すんじゃなくて、どちら側に自分の軸を置きたいのかを考えるだけで、行動の方向が少し整うんです。また、キャリアを航海に見立てて「船(自分)を強くする」「コンパス(価値観)を持つ」「地図(方向性)を描く」という三つの視点で考える話は、日々の迷いを構造的に整理する助けになりました。転職サービスの仕組みを淡々と説明しつつ、「情報の裏側まで含めて自分の目的に沿って使えばいい」と促してくれる距離感も現実的でちょうどよかったです。 自分探しに疲れた人より、「自分試し」という言葉のほうがしっくりくる人には、とても静かに刺さる本だと思います。
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