
WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方
大川陽介
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2024-03-22
この本について
キャリアの話になると、「結局、自分はどうしたいんだろう…」と急に言葉に詰まることがあります。会社の方針に合わせて動いてきた人ほど、自分の意志だけを取り出すのって意外と難しいんですよね。リーダーの立場になればなおさらで、メンバーをどう導けばいいのか迷いが増えるばかりだったりします。 この本が役に立つのは、“自分の軸をどう見つけるか”を、地に足のついたやり方で示してくれるところです。たとえば、子どもの頃の夢中になったことや、価値観が変わった瞬間を丁寧に拾い直すことで、自分らしさの源に気づけるようになります。また、ただ「やりたいこと」を探すのではなく、判断軸や「どう在りたいか」まで含めて言葉にしていくので、表面的な自己分析に終わらないのがありがたいところです。さらに、リーダーとしてのふるまいも、自分の意志を開示しながらメンバーと補い合うという発想に切り替えることで、昔ながらの熱量だけの引っ張り方から抜け出せます。 自分のキャリアが会社と同化してしまっている感覚がある人や、転職の軸がふわっとして自信が持てない人には、とくに刺さる一冊だと思います。自分の言葉で自分の進む方向を描きたい人に、静かに効いてくる本です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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