
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
藤𠮷 豊 and 小川 真理子
日経BP / 2021-01-09
この本について
文章を書くとき、頭では「もっとわかりやすくしたい」と思っているのに、実際に書いてみると長くなったり、どこから手をつければいいのかわからなくなったりしませんか。僕も仕事の文書や発信で同じところを長くグルグルしていて、「才能じゃなくて手順を知りたいだけなんだけどな」とずっと思っていました。 この本が助かったのは、文章の“型”をちゃんと扱ってくれるところです。結論を先に置く逆三角形、説得力を出すPREP、1文60文字以内といった基本が、抽象論ではなく“すぐ試せる手順”としてまとまっている。特に「書き出しにこだわりすぎなくていい。書けるところから書けばいい」という一文は、肩の力が抜けました。また、メモを取る習慣がそのまま書く力につながるという話も腑に落ちます。ぼんやりした考えを言葉にしておくと、文章にするときの迷いが減るんですよね。 さらに、接続詞の扱い方や、ひらがなと漢字の比率、余白の作り方など、“書いたあとに読みやすさが一段上がる部分”も丁寧にまとまっています。中学生でも読める言葉を基準にするという視点も、専門的な内容を書きたいときほど効きました。 型に頼るのはダサい、と思いがちな人ほど救われる本だと思います。書くたびに迷子になりやすい人、文章を仕事で使うけれど習ったことのない人には特に刺さります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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