
決弾 最適解を見つける思考の技術
小飼 弾 and 山路 達也
この本について
最近、決めごとが増えるほど頭が固まっていく気がしています。選択肢が多すぎて迷う時も、逆に少なすぎて動けない時もあって、「自分はいつも判断ミスばかりしてるんじゃないか」と落ち込むこともあります。平常心で考えたいのに、焦りが先に立ってしまうんですよね。 『決弾』を読んで感じたのは、上手く決められないのは意志が弱いからではなく、そもそも“暇”や“余白”が足りないだけなんだということでした。経験パターンは試行錯誤からしか生まれないし、そのためには余裕が必要。さらに、感情がニュートラルな時にしか良い決断はできない、と言い切られると、迷っている自分にも「ああ、そりゃそうだよな」と妙に腑に落ちました。 もうひとつ印象的だったのは、「何もしない」という選択が成り立つ条件の話です。必要な部品がそろっていないなら動かないという姿勢は、焦って空振りしがちな自分にはかなり効きました。選択肢を減らすか増やすかという判断も、感覚ではなく経験パターンで組み立てるものだとわかると、日常の小さな決断も少し気楽になります。 状況に振り回されやすい人、判断に自信が持てない人にはとくに刺さる一冊だと思います。自分の「最適解」を探す作業に、少しだけ手すりをつけてくれる本でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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