ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える

ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える

ビクター・マイヤー=ショーンベルガー, ケネス・クキエ, and 斎藤栄一郎

講談社 / 2013-05-20

累計読者数11
平均ハイライト数 16.3件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 57/100
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この本について

データを扱う仕事をしていると、「結局どこまで正確さにこだわればいいのか」「原因が分からないものを信用していいのか」といったモヤモヤが常につきまといます。予測モデルをつくっても、説明できないズレが必ず出てきて、自分の判断のどこに重心を置くべきか迷うことが多いんですよね。 この本は、そういう混乱に対して、視点の置き方を少しずらしてくれます。たとえば、因果関係より相関関係をどう読むかという話。理由を突き止められなくても、「起きている事実」から十分に動ける場面は想像以上に多いことを教えてくれます。また、精度の高さを絶対視せず、確率としてどう扱うかという考え方も、自分の“判断の置き場所”を見直すきっかけになります。さらに、データの価値は今の用途だけで完結せず、組み合わせ次第で何度でも再利用できるという視点は、日々の仕事の中で「とりあえず集めておく意味」を現実的な形で実感させてくれます。 読んでいて強く感じたのは、ビッグデータが“魔法”ではなく、人間の判断を補完しつつ、時に上回ることもある現実的な道具だということです。そして、その変化にうまく乗れるかどうかは、派手なスキルよりも、データとの付き合い方を柔軟に更新できるかどうかにかかっている。本書はその立ち回り方を、歴史や具体例を通じてじわっと理解させてくれます。 「データの扱い方がずっと腑に落ちないまま仕事をしている」という人には刺さると思います。

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出版社による紹介

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