
20代のための「キャリア」と「仕事」入門 (講談社現代新書)
塩野誠
この本について
仕事のことを考えるたびに、「自分は今のままで大丈夫なんだろうか」とか、「そもそも何を基準にキャリアを考えればいいのか」とか、そんな漠然とした不安に足が止まることが僕もよくあります。周りは器用にやっているように見えるのに、自分だけ判断の軸が持てていない感じがするんですよね。 この本が助けてくれたのは、キャリアの話を“特別な才能のある人の物語”ではなく、“現実の行動レベル”に下ろしてくれたところでした。たとえば、結論から話す習慣をつけるだけで世界の見え方が変わるという指摘は、仕事がうまくいかない原因を「地頭」ではなく「姿勢」と「準備」に戻してくれます。また、小さな失敗を若いうちに積み重ねておくことが将来の財産になるという話は、避け続けてきた“痛み”にも意味があると思わせてくれました。そして、自分の価値は「誰かに何を提供できるか」で決まるという考えは、キャリア迷子の頭を現実に引き戻してくれます。抽象論ではなく、どう働くかを具体的に考えるきっかけが多い一冊でした。 自分の立ち位置がよくわからないまま走っている人、あるいは「とりあえず続けてきた仕事」をどう扱えばいいか迷っている人に、とても合うと思います。
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ハイライト密度
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