
捨てる哲学 引き寄せの法則
佐藤 康行
ゴマブックス株式会社 / 2014-01-09
この本について
最近、守ろうとするほど不安が増すことってありませんか。仕事の実績でも、お金でも、人間関係でも、「失ったらどうしよう」という気持ちが勝ってしまう日があると思います。頭では手放した方が楽だと分かっていても、実際にやろうとすると怖い。自分もずっとそのループの中にいました。 この本が少し違ったのは、「捨てる=全部投げ出す」ではなく、まず自分の中の観念や恐怖をニュートラルに戻す行為として捉えているところです。たとえば、守ろうとする気持ちが強いほど恐怖が生まれるという指摘は、日常の小さな場面にそのまま当てはまりますし、想像上の不安に自分が振り回されていたことにも気づかされます。また、失う前により良いものを見つければ自然と手が離れる、という視点は、無理に断捨離するよりずっと現実的でした。アウトプットすることで、自分の奥にすでにある感覚が浮かび上がるという話も、過剰なインプットに疲れていた時にはしっくりきました。 大げさな成功の話ではなく、「今の自分の重荷をどう降ろすか」を静かに考えたい人にちょうどいい一冊です。自分の中に握りしめているものが多いほど、染みるところがあると思います。
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