
「営業の基本」がしっかり身につく本
岩泉拓哉
かんき出版 / 2013-12-20
この本について
営業をやっていると、値引きの話ばかり出てきたり、初回訪問のあとにどう動けばいいか分からなくなったり、トラブル対応で気持ちがすり減ったり…そんな場面って、けっこう日常的ですよね。自分も新人の頃は、訪問前に必要以上に緊張して、帰り道に「結局何も聞けなかった」と落ち込むことが多かったです。 この本は、そういう“現場でつまずくポイント”に対して、精神論ではなく、動きを変えられるレベルで手を伸ばしてくれる感じがありました。例えば、値引き交渉が来たときは買う気が固まっている合図だという視点は、余計な不安を減らしてくれますし、初回訪問のメモから二回目のシナリオを組み立てる話は、次のアクションに迷わなくなる。トラブル対応も、翌日に回すのではなく「一分でも早く動く」という基準があるだけで腹がくくれるようになりました。どれも派手ではないけれど、そのまま使えるものばかりです。 結局、営業って商品より先に“人としてどう向き合うか”が問われる仕事なんだと思います。感情で好かれることや、フットワークの軽さ、言葉遣いの丁寧さみたいな、地味だけど効いてくる土台をどう積むか。その部分を、無理に自分を盛り上げさせるのではなく、現実的な形で整えてくれる一冊でした。 「営業の型みたいなものを持ちたいけど、精神論だけではしんどい」という人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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