
仕事でいちばん大切な 人を好きになる力
岩瀬大輔
講談社 / 2014-04-09
この本について
人と接するとき、「自分は普通にやっているつもりなのに、なぜか距離を感じられてしまう」「上司の指摘に納得できないまま飲み込んで終わる」みたいな引っかかりってありませんか。仕事は好き嫌いだけで動かないとわかっているのに、関係づくりがしんどいまま時間だけが過ぎていく感じ。僕もけっこう長くこの壁にぶつかっていました。 この本が面白いのは、「人間関係を良くする」みたいな抽象論ではなく、実際にどこを直すと景色が変わるのかを書いてくれているところです。たとえば、上司から理不尽に思える指摘を受けても、一度「この人の目にはこう映っているんだ」と踏みとどまるだけで、次の行動が変わる。あるいは、自分の“できない部分”と仲間の“できる部分”を把握しておくことで、人を紹介する場面でも怖さが減る。さらに、分人という考え方に触れると、「どの自分が本当なのか」という長年のモヤモヤがすっと軽くなる感覚があります。 派手なメッセージはないのに、読んでいるうちに「目の前の人との距離の詰め方」が現実的に変わっていく本です。誰かと関わることに疲れやすい人や、若い頃の自分のように「自分らしさとは何か」にこだわって空回りしている人には、とくに刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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