
三十光年の星たち(上)(新潮文庫)
宮本 輝
毎日新聞社 / 2011-03
この本について
仕事でも人間関係でも、頭では分かってるのに身体がついてこなかったり、効率や正しさを求めすぎて逆に迷子になることってありますよね。自分でも理由がよく分からない横着や、つい「自分なりに」やって満足してしまう感じも、日常ではよくあると思います。 『三十光年の星たち』を読んでいて、保存されていた抜粋の多くが“現場で見て考えること”や“自分の慢心に気づく瞬間”に集まっているのが印象的でした。机上の効率ではなく、まず動いて、触れて、そこで掴んだ違和感から考える。その姿勢が物語の中で何度も描かれます。また、逃げたくなる課題や、自分が無意識に楽な方へ流れてしまう癖と向き合う場面も多くて、どれも小さな痛みを伴いながらも視点をひっくり返してくれるような描写なんです。 この本が効くのは、効率や理屈だけでは前に進めないとき、あるいは自分の“横着”に気づいてしまってちょっと落ち込むとき。自分を責めるんじゃなくて、現場に戻るようにそっと軌道修正してくれる。専門家のプライドや偏りに対しても、少し距離を置いて見られるようになるのが心地いいです。 こんな人に刺さると思います。自分を立て直したいけれど、大げさな励ましより、静かに背中を押してくれる言葉を求めている人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








