
親は100%間違っている
長倉 顕太
光文社 / 2016-02-20
この本について
なんとなく毎日が流れていく感じ、ありますよね。仕事も人間関係も、大きな不満はないけど「このままでいいのか」と急に立ち止まる瞬間がくる。頭では動いた方がいいと分かってるのに、気づけば同じ場所にとどまってしまう。僕もずっとそのタイプでした。 この本が効くのは、「正しい選択を探すクセ」や「与えられた枠の中で生きようとする癖」を一度ぜんぶ外に置いてみる感覚をくれるところです。正解探しをやめて、自分の体で試してみること。親や社会が敷いたレールがどうこうより、自分が何を感じるかを起点にすること。そして、選択肢を選ぶんじゃなくて、自分で作る側にまわること。どれも急に人生が変わるような劇的さではないけれど、日常の見え方が少しずつ変わっていく感じがあります。 特に刺さるのは、「なんとなく生きてるんじゃなくて、なんとなく死んでる」という指摘にドキっとした人だと思います。あれは言い過ぎじゃなくて、停滞している自分に気づくきっかけになる言葉でした。感じやすい身体を取り戻すとか、尊敬できる人と一緒にやってみるとか、行動のレベルに落とせる話が多いのもありがたいところです。 立ち止まったまま自分を責めてしまうタイプの人、そして「本当はもっと違う選び方があるはず」と薄々わかっている人にこそ、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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